あなたは、私のオレンジの片割れ

アサアールの芽吹きを待ちわびて

vol.1~あなたは、私のオレンジの片割れ~

RIRIです( ᵕᴗᵕ )

自担の27回目の誕生日を迎えるにあたって、ブログを開設しました。

と同時に、彼との出会いと、彼への思いと感謝を文字に起こしてみました。

全くまとまりの無い拙い文になってしまいましたが、激重感情を豪速球でぶつけました。
※引かないでください。









彼との出会いは2020年1月だった。

その半年ほど前、ジャニーズの新しいグループがデビューすることがSNSで目にした。

当時の気持ちとしては、「SnowManSixTONESがデビューするんだ、ふーん。SixTONESって京本政樹の子供がいるところだよね、へぇ。てかSnowMan人数多すぎワロタ笑」である。それ以上でもそれ以下でもない、当初は特段興味を引かれることも無かった。





2019年の年末になると、デビュー直前ということもあり、音楽番組を見る度にSixTONESSnowManが出演していた。毎日のようにImitation RainとD.D.がテレビで流れてたと思う。

もともとミーハーな質だったからか、連日音楽番組やバラエティ番組で見かけると気になるもので。
なんとなくSixTONESがかっこいいなと思った。

SixTONESYouTubeを見始めたのはその頃からだった。
Jrチャンネルのスノストクリスマスパーティを見てもSixTONESしか目に入らなかった(ほんとごめん)。





───SixTONESってオシャレだし高身長だしパフォーマンスもかっこいい、なのに面白いしギャップもある!これはもうハマるしかない!!





当時、暇を持て余していた私は「何かにハマりたい、趣味を持ちたい」という欲求が強かった。

というのも、プライベートで恋人が海外転勤となり、恋人に割いていた時間がぽっかりと空いてしまった。仕事終わりも週末も何をしたらいいか分からない。

突如そんな状況下になり、ジャニーズにハマってみるのもアリかもしれない。そんな軽い気持ちでSixTONES関連のYouTubeを漁る日々だった。





2020年1月26日。
その日も朝からYouTubeSixTONESの関連動画を漁ってた。

そう、関連動画である。

関連動画という機能を生んだ人に感謝したい。この機能に私は人生を変えられたと言っても過言ではない。

ずっとSixTONESの動画を見ていたはずなのに、関連動画として突如現れた「SnowMan 9時間生配信」の文字。





───今SnowManが生配信やってるんだ。知らなかった。SixTONESはアリーナツアーやってるのに、SnowManは9時間も配信?暇なのかな?(ほんとごめんなさい)





途中からだけど少しだけ覗いてみるか、と軽い気持ちで動画を開いた。

パッと目に入ってきたのは、バスの後部座席にぎゅうぎゅうに詰め込まれたSnowMan。相変わらず人数多いな、がシンプルな感想だった。

途中から見始めたから状況把握するのに結構時間がかかったが、どうやら彼らはデビュー曲を道端で踊るのを繰り返してるらしかった。





───…ジャニーズってそんなことしていいの?





そんな私の疑問を無視して、彼らは道端でデビュー曲を踊り出した。年末年始に毎日のように聞いていた曲だった。

渡辺くんはかっこいいかも。SnowManなら渡辺くんが好きかもな~、なんて思いながらぼーっと眺めていた。

歌割りが多く、歌番組でカメラに抜かれる頻度も高かったおかげもあってしょっぴーの事は覚えてた(あと銀髪の子がラウールなのも知ってたよ)。

そう、ただぼーっと眺めていただけなのに、画面の奥の方からステップを踏みながら前に出てきた人がいた。





~♪The thing is how it shines 何色でもぉ⤴︎︎︎





───…? 今の人、絶対音程違うよね?だって他のメンバーすごい笑ってるし、突っ込まれてるし…、ワザと音程外してるの?てかSnowManにこんな人いたっけ?





なぜか気になった。

気になって、目で、耳で追った。

追ってみてはしたものの、グループの中で全然目立たない人だなと思った。見た目は普通、顔も普通、髪が明るいわけでも、背が高いわけでもない人。

そりゃあれだけ音楽番組出てても覚えてないわ。
なのに気になる。どうして。

その後も何回も、





~♪The thing is how it shines 何色でもぉ⤴︎︎︎





と、ズレた音程で自分のパートを全力で歌うのだ。





──この人、面白い…!





とても惹かれた。

ぐわっと侵食してきたのだ。そしてすっと落ちてきた。

すぐさま[SnowMan メンバー]で調べた。9人もいたから消去法で探した( )。スマホに出てきた写真と、生配信の映像を見比べて見つけた名前。

アー写と全然違う髪型をしてたから特定するのに時間がかかったし、本当に合ってるか不安だったけど。





それから無我夢中で彼の名前で動画やSNSで検索し続けた。片っ端から情報を集めて、没頭した。

YouTubeのJrチャンネルでSnowManの動画を見て、ダンスのレベルの高さに驚いた。その反面、企画は面白くてそのギャップがたまらなかった。

そして数日をかけて彼の輪郭を知っていった。





長かった関ジュ時代、相方の退所、グループの自然消滅、逃したデビューの機会、センターポジションから後列への後退、キャリアを捨てての上京を知った。

上京後、既存のグループへ加入し、彼も周りも苦しんだことを知った、頑張りすぎて空回ってたことを知った、メンバーに付いていくのに必死なことを知った。





面白い人だと思って惹かれたのに、彼を知れば知るほどに、彼のバックグラウンドは想像していたものとはかけ離れていた。

太陽みたいに笑う人だから、周りを笑顔にする人だから、明るい陽の下で生きてきたと思っていた、のに。

あまりにも影の部分が大きくて、根深いと感じた。だからといって彼から興味が削がれることは無かった。

むしろその影の部分が更に私の奥底まで刺さってしまったのだ。
ほんとに、どうしてくれるんですか?














そもそも、なぜこんなにも彼に惹かれたのか、それは「あの」SnowManにこんな人いるんだ、という衝撃だった。

前記の通り私はミーハーな質があり、ジャニーズのグループ名だけはある程度知っていた。故にSnowManのイメージは「職人集団」だった。予約の取れない焼肉屋と比喩されていたのも聞いたことがあった。

つまり堅い、真面目なグループなんだろうという既成概念を持っていた。そんなSnowManに、面白い人がいた。
既成概念を一瞬にして覆された、その衝撃が胸を打ったのだ。

つまり一目惚れだった。

かっこいい姿でも、可愛い姿でもない、思いっきり音程を外して笑いをとっていた姿に一目惚れしたのだ。私は9時間生配信のD.D.下手バージョン出なのだ(なにそれ)。

そういえば、彼のファンになる時、可愛さ・かっこよさ・面白さのどれがきっかけでファンになる方が多いんだろう?いつか誰か調査してほしい。





彼と出会ってから私の人生はガラリと変わった。月並みな言葉になってしまうけど、毎日がキラキラと輝くようになった。毎日毎日いろいろな形の幸せを届けてくれるのだ。アイドルってすごい。

彼に出会う前の生活が思い出せないくらいに、私の世界の中心は彼になった。どんなに疲れていても彼の顔を見ると疲れは吹っ飛んでしまう。どんなに辛いことがあっても彼の存在が支えになってくれる。

数ヶ月前、前記した恋人と婚約破棄となった。数ヶ月話し合いの場を設け、お互いに納得した上での解消だったが、生きた心地がしない日々だった。そんな日々でも、私を支えてくれたのは彼だった。

どう考えても現実逃避だった。そりゃそうだ、現実で婚約破棄の話し合いをしてるのに、アイドル(偶像)で心の均衡を保ってたのだから。それでも、支えてくれたのは彼の存在だった。

彼が届けてくれる笑顔、言葉、思い、熱量に救われたのは揺るぎのない事実だった。





幸せになってほしい。
「なってほしい」なんて言い方は押しつけがましいのに、どうしても幸せを願ってしまう。

彼はもう充分幸せで、充分愛されてるのだろう。
だのに、彼の純粋さ、懐の深さ、暖かさ、優しさを垣間見る度に願ってしまう。

だって、自分よりも幸せになってほしいと思える人に生まれて初めて出会えたのだ。
そんな人、中々巡り会えるものではないと思うからこそ、私はこの思いを大切にしていきたいと思っている。














ブログで直接的な表現はせずとも「わかる」ように伝えてくれる表現。

いつまでも中学生みたいな恋愛観を恥ずかしげもなく伝えてくれる純粋さ。

目移りされても仕方ないなんて言いながらも愛されたいと願う貪欲さ。

もらったプレゼントで1番大切にしてるものは「SnowMan」と答える健気さ。

モデルの仕事がしたい、演技の仕事がしたいとしっかり伝える追求心。

先陣切って大口叩くくせに、傷つきやすいところ。

努力を表に見せない、言わない姿勢。

起伏に富んだ半生をひとつも後悔してないと言い切るあなたの全て。





大好きです。





アイドルを続けてくれてありがとう。






以前、深澤担の友人に彼のどこが1番好きなのかと聞かれたことがある。

私は「王道のアイドルからかけ離れて見えるけど、実はめちゃくちゃアイドルなところ。」と答えた。身体を張るし顔を崩して笑いをとる時もある。傍から見ればキラキラした王道のアイドルから逸脱しているようにみえる。

でも実際、彼という人間は根っからのアイドルであり、意識してアイドルを貫いているのだ。






そこに気づいてしまった時、彼──向井康二から抜け出せなくなる時だと私は思う。











世界で1番愛しい君へ

お誕生日おめでとう。

27歳の1年が、康二くんらしく、実りのある、華やかで美しい1年になりますように。

そして、27歳の康二くんにも会えますように…!









2021.6.21 RIRI







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